戦前に軍人会館として竣工し「帝冠様式」と呼ばれる重厚な造りが特徴の旧九段会館。
2011年の東日本大震災以降閉館し、2019年の着工から3年間の保存・復原工事を経て22年10月、皇居の豊かな自然を背景に、歴史あるこの建物を活かした環境配慮型の新たなオフィスビル「九段会館テラス」として生まれ変わりました。
九段会館テラス コンファレンス&バンケットではビルやパートナー企業と協力して、持続可能な社会の実現に向けた様々な取り組みを実施しています。
「バンケットルーム鳳凰・真珠」「ゲストルーム雅&葵」は照明や装飾品を可能な限り創建時と同様のデザインで製作・復原し、有形文化財としての歴史的価値を後世に残すと同時に、昭和初期のモダニズムを感じさせる空間づくりを図っています。
創建時
解体前
現在
創建時
現在
「ゲストルーム雅&葵」内の机は、九段会館の敷地で取れた木を伐り出しして作成されました。
『九段会館テラス』はビルで使用する電力を100%再生可能エネルギーを導入しCO2排出量を実質ゼロとしました。
当施設でイベントを開催されることにより、 脱炭素社会の実現に向けたサステナブルな取り組みに貢献されることになります。
国内のオフィスビルでは初めて『VIEW Smart Glass』を採用。
電圧をかけることでガラスの色が可逆的に変化し、まるでサングラスをかけているかのように日射やギラつきを抑えます。
ガラスは日差しや気温に合わせて4段階に調整可能で、色調変化によって空調や照明などのエネルギー消費量を最大約20%程度削減(※)できます。
外部の光レベルや赤外線温度を自動的に取得し遠隔監視と運用が可能な最先端のIoT建材によって、お濠端の緑を感じながら快適に過ごしていただけるスペースを実現しました。
※View社発表資料による(数値はビル全体に設置した場合)
※オフィスロビー
リサイクル率の高いアルミ缶に置き換えて、脱プラスチックを実現。
地球環境に配慮した、リサイクル可能なアルミ缶のミネラルウォーターのご提供が可能です。イベント参加者へ配布するドリンクや、ゲストの控室へのドリンクなど、いつものペットボトルに置き換えて、アルミ缶のミネラルウォーターをご提供することで、脱プラスチックに貢献してみてはいかがでしょうか。
引用先:容器包装3Rのための自主行動計画2020(2019年実績)
アルミ缶は海洋汚染への配慮だけではなく、再生率、リサイクル性が非常に高く、キャップやボトル、すべてがアルミ製のため分別も不要となります。
ご注文をご希望の方は、会場担当スタッフまでお知らせください。
いつものケータリングを、サステナブルフードに変えてみる。
ゲストへのおもてなしや、参加者同士のコミュニケーションに欠かせないケータリング。九段会館テラス コンファレンス&バンケットではサステナブルなフードのご提供を行っております。提携するケータリング会社、ファームキャニングでは無農薬栽培、有機栽培といった持続可能な農業に取り組む生産者から、色や形が不揃いといった理由で規格外となる”もったいない野菜”を購入し、廃棄されてしまう運命だった野菜をケータリングという形に変え、新たな価値を提案しています。またケータリング会社、CRAZY KITCENの「サステナブルコレクション」は、社会課題の解決に寄与しながらも華やかで美味しく、記憶に残る料理を提供したいという思いから、一般の市場に出回らずに廃棄されてしまう、未利用魚や害獣を使用したケータリングを提供しております。
ご注文をご希望の方は、会場担当スタッフまでお知らせください。
お問い合わせ
空室確認や施設・各部屋に関するご不明点・ご相談はお電話でお気軽にお問い合わせください。
資料ダウンロード
この会場の情報を集約した資料を無料でダウンロードできます。
施設のご利用に関するQ&Aやお役立ち情報はこちらよくあるご質問・お役立ち情報